湯澤かよこ – Kayoco Yuzawa official website

Remember

昨日は私たちにとって忘れてはいけない大事な日でしたね。
すぐ東北に飛んで行って、実際に何か現地で復興のために役に立つことができなくて歯がゆいけれど
できることだけでもと、
あの日のことを思い出し、想像を絶するけれど被災された方、亡くなられた方に思いを巡らせ、静かに強く復興への希望の祈りを送らせていただきました。
無気力感。
人間の儚さ。
命の大切さ。
地震の恐怖。
漠然とした不安。
思い出したり、テレビの津波の映像を見たりすれば胸が苦しくて、また遣る瀬無い気持ちが押し寄せてくるけど
その度に、
大切な人の命
自分の命を抱きしめたくなる。
生きなきゃなって
強く思う。
思い出したくないけれど
忘れては絶対いけないこと。
風化させてしまったら
自分の中でただの過去になってしまったら
無関心になってしまったら
被災された方々に申し訳ない。
だから、思い出す。
そして自分のできることで
人を笑わせたり、一緒に泣いたり、励ましたり、励まされたり、人を大切にしたい。
「花」
あの日、あの直後、どうしたらいいかわからなかったし、歌うというのも、すごく命を持ち上げなければできなかったけど、でも、それでも、何か歌おう、絶望してはいけない、そう思って歌ったものです。短くて、荒いけれど。
当時やっていたバイトの帰り道、
「それでも私は咲くわ!」
って本当に健気に道端にいろんな花が咲いていて
、葉っぱのみどりがすごく眩しくて、尊く見えて、背中を押されるようにして、歌ったっけな。
その姿を、当時iPhoneというスマホを初めて持って、そのカメラで撮って、当時のマネージャーさんがYouTubeにアップしてくれた。
ギターはオサカミツオくん。
希望の連鎖を作っていく!!
また今日から新たな気持ちで出発だっ!